今回は時間があったので、割と早く翻訳が終わりました。というわけで、Sprint 156のリリースノートの翻訳です。オリジナルはこちらから読んでください。
今回は主に、Azure Boardsの機能強化が多かったですね。投票でコメントディスカッションにリアクションつけられるようになったのはGitHub的でうれしい人も多いんじゃないかなと思います。人によってはもうロールアウトされているようです。
グループメンバー向けにWork Itemのフィールドの一部を読み取り専用にするとか、必須にするとかはエンタープライズ向けにとても便利だと思います。運用は結構大変かと思いますが…。
同一Azure AD内にあるOrganizationのartifactsをupstreamソースとして設定できるのもうれしいですね。どこかの部門が部品やセキュリティチェック通ったパッケージのみ集中管理できるようになるので、効率的になりそうです。
DockerイメージをいちいちACRにプッシュしなくても、そのままAKSへデプロイできるようになるのは特定のブランチでのビルドはACRにプッシュしたくないという、テスト用に便利そうです。
イントラネットで自前のビルドエージェントを運用していて、outboundのアクセス制限をかけている組織はpublish test resultsタスクでエラーが出ることがあるそうです。https://*.vstmrblob.vsassets.io
への通信を許可するようにしてください。Azure DevOpsが提供するMicrosoft-hostedエージェントに関しては必要ありません。
長い間全く手が入らなかったAzure TestsもようやくUIの刷新から手を付けるようになったようです。楽しみですね。
リリースノートとは関係ないですが、プレビュー版のEdgeを使った場合、Azure DevOpsのサイトをアプリとしてインストールできるようになります。メニューの…から「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」を選んでみてください。Azure DevOps Server 2019でもできるはずです。
ではまた三週間後。