あれ…翻訳一つ飛ばしている?と思ったらSprint 239スキップしているんですね(リリースノートにない)。そんなSprint 240リリースノートの翻訳です。オリジナルはこちらからご覧ください。
多分リリース内容が多くて一つ飛ばしたんですかね。ちょうどBuildの時期でもあったからとかもあったのかもしれませんが(主要な人がBuildの会場にいたような)。
数年間何もなかったTFVC(Subversionみたいな中央型管理)の終わりの始まりがやってきました。新規チームプロジェクトでは作れなくするような設定を提供するそうです。これは…まぁしょうがないですかね。巨大なモノレポで、サブシステム単位でフォルダー分割しているような(業務によくある)シナリオではいまだに便利な面はあるのですが、GitHubでは部分チェックアウトができるようになっているのでAzure Reposにもたぶんそのうち来るんじゃないかなぁ…。
あとはサーバーワークスペースもサーバー側に保持する面ではまぁ…便利。
今までAreaとIteration Pathは任意に削除できていたのですが、今後Work Itemがない場合のみ削除できるようになるそうです。運用が変わりますので気をつけてください。
Azure PipelinesはWorkload Identity押しですね。Service Busは正直使ったことがないですが、たぶんどこかで使っているからなんでしょう。たぶん。
Workload IdentityのAPIエンドポイントがシステム変数で提供されるようになったので、自動化のシナリオがはかどりますね。便利。
node.js ver 10がEOLになるのに伴い、依存しているタスクでは警告が出るようになります。カスタムタスクを作っている場合は移行しましょう。
Azure Test Plans拡張機能がmanifest v3になるそうですが、中身は何も変わらないです。たぶん順次ロールアウトするから気づいたら新しいものになっていると思います。Chromeはすでに切り替わっている…のかな?Chromium側のドキュメントでは127からだそうですが。
Edgeはいつも通り少し遅いですが、早めに移行しましょう。ではまた三週間後。