Azure DevOps Sprint 258 リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。
全開から二週間ですが、公開されました。今回は何といってもAzure DevOpsのMCPサーバー公開でしょうか。残念ながらオンプレミスには対応していませんが、日常的なタスクは多くサポートされているので、便利に使えると思います。CLIでもいいんですが、やはりざっくりとるにはこういうMCPサーバーは便利ですね。認証もPATではなく、Azureの認証を引き継ぐのでとてもよいです。
Work Item系、レポジトリはとても便利なのでこれからも使っていきたいですね。issueの報告や処理もすごく活発です。
とうとうというか、Publicレポジトリが新規organizationで作れなくなるそうです。これはもう完全に組織(この場合はEntraで管理されている)内部向けに舵を切っているんですね。とはいえ、GitHub Enterprise Cloudも原則としてInternal, Privateなので、どうするんでしょうね。一応EMUで運用しているユーザーにはAzure DevOpsのBasicライセンスも割り当てられるわけですけど。
GitHub Advanced Securityがワンクリックで依存関係スキャンできるのはありがたいですね。毎回設定する、テンプレートで差し込むのは正直面倒でした。とてもいい機能強化です。
GHAzDoでイベント発生した時、通知がなかったのがちょっと不満でした(フィードバックもしたのです)。サービスフックがサポートされたのはありがたいですね。アラートの変更、状態の変更はビルド後APIで取るしかなかったのですが、公式がやってくれるのは助かります。
Kustoのシンタックスハイライト、SentinelもAzure Repos接続できるので、Kusto入れている人にはとても便利ですね(私も入れてます)。
今年は改良が続くTest Plans、JavaScript, Java, Pythonの手動テストケースが作れるそうです。今年はアクティブに開発するらしいので、フィードバックがあればDeveloper Communityへどうぞ。
ではまた三週間後。