Azure DevOps 2022/6/27の更新

Azure DevOps Sprint 205リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから見てください。

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GitHubに何らかの理由でプッシュしてしまったソースの中にAzure DevOpsのPATが含まれていた場合、Project Collection Administratorに属する権限を持つ人に通知されることになりました。通知を受ける場合(うけましょう)、Notificationから設定してください。

X-TFS-FedAuthRedirectなんて使ったら一部のセキュリティ検証バイパスで来ていたんですね…知らなかった。これが無効になるそうです。おそらくサポートとかから教えてもらわない限り使ってなかった人だけだと思いますが、気を付けましょう。Visual StudioのIDEでも出ることがあるそうです。

Boardsに顔アイコン出るのはいいですね。Preview featuresから新しいBoardsを有効にしましょう。

超長い間待望されていたgMSAがようやくサポートされます。これを使う場合、Agentを最新に…って、Revertされてる😨?v2.205(今は非公開)でサポートされたのですが。

オンプレミスのドメイン環境で運用するときにgMSAがあると本当に助かるので、対応昔から要望していたのですが、revertされてしまったのでまた待ちたいと思います。

GitHubやAzure Reposからの取得だとほぼ問題ないのですが、それ以外のGitやSubversionのホスティング環境では様々な事情でソース取得失敗することがあります。そういう場合に「失敗した」ことを通知するためのInformational Runという機能が追加されたそうです。これは助かりますね。

Build Definition REST APIのretentionRulesプロパティ、空の値しか返さないため廃止されたそうです。

ではまた三週間後

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Azure DevOps 2022/6/2の更新

Azure DevOps Sprint 204リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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Azure PipelinesでmacOS 12とUbuntu 22.04がプレビュー公開されました。今年後半には正式になるそうです。それまでは-latestはまだ変更されません。

Azure Boardsのダッシュボードコピーが正式版に、Boards上でたくさんItemがあるとき出ていたShow more itemsのボタンが出なくなるようになるそうです。Work Itemといえば、一つのWork Itemの更新が10000を超えるとエラーになってしまうそうです。

devblogs.microsoft.com

まぁ普通に考えて一つの作業項目を10000回更新するのはちょっと荒れすぎる運用なので見直してね、ということですね。もしもAPIで更新するようなツールを使っていて、エラーが出た場合、手動でクローズ、削除などの手段をとってくださいということだそうです。

例えば特定の一つのアイテムで保守的な作業を延々やっている場合起きるかもしれませんが、作り方としてはちょっと良くないということですね。気を付けてください。ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2022/5/4の更新

May the Fourth(4th) with you! ではないですが、Azure DevOps Sprint 203リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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今回はBoardに対する機能改善が中心でしたね。親IDに関連付けられている子供のWorkItemって今まで取れなかったんだ(気づいていなかった)。プライベートプレビューなので、記事に書かれているメールアドレスにorganization名と"Cloud you enable private preview feature for Query by Parent Id?"とでも書いて送ればいいはずです。

今までBoardのカンバン上の順序はIDしかなかったので、swimlanesを使うかしかなかったのですが、ボード上で優先順位の変更ができるようになるのはいいですね。

バグとして報告されたとしても様々な事情で直さないということはありました。報告した人からしたらいやだけど、won't fixというラベルがつくともにょっとしますよね。Azure DevOpsではカスタマイズしないとできなかったこの値が標準でサポートされることになりました。まぁあればありがたいです。

Azure ArtifactsでUniversal Packageの複数organiztionでのupstreamがサポートされました。基本的には組織(会社など)で単一organizationを運用が推奨ですが、様々な事情でできないこともあります。そういう時には使えると便利ですね。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2022/4/20の更新

Azure DevOps Sprint 202リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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監査機能がオプトインに代わって(使っている人少なかったんかな)、Azure ADで運用しているアカウントのみ使用可能になってしまいました。私がもっているAzure DevOpsも個人のMSアカウントでは確かに監査(Audit)が消えています。

左がAzure ADで動かしているAzure DevOps、右が個人用MSアカウントで動かしているAzure DevOps。すでに監査を使っている人には影響がありませんが、新規に作った環境ではオプトインしなければならないので気を付けてください。

あれ…REST APIも使えなくなるのかな。今これ使ってMSアカウントのほうではまだAPI使ってアクセスできていますね。うーん、謎(たぶんUI消しただけなのかな)。

たまにログインできない現象を聞いたことがあったのですが、どうもCAP(条件付きアクセスポリシー)を設定してIPアドレスベースで制限していた場合のみ発生していたようですね。IPv4のみ許可していた場合起きていたようなので、Azure AD管理者と相談してくださいということだそうです。

新しいBoards Hubがパブリックプレビューになったそうです。以前はjQueryベースでしたが、いろいろ変わっているようなので、興味ある人はdeveloper toolsで見ると面白いかもしれません。

久々の大きい機能templateContextがAzure Pipelinesに追加されています。でもこれ使いこなすの難しそうな…MS内部では便利に使うのでしょうけれど。今までテンプレートに渡された引数によって処理を分けたい場合、内部のスクリプトで条件分岐するとか、条件分岐を使わないといけませんでしたが、templateContextを使えば記述がより単純に見やすくなりますね。これは確かに便利そうです。

Windows Server 2016のイメージを使っている人がまだ結構いるようで、引退が少し延びました。以前は数時間単位での意図的な停止でしたが、今度は丸一日(おそらくUTC時間)で毎週どこかの平日の曜日で落とすそうなので、これに引っかからない人はいないと思います。気を付けてください。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2022/3/29の更新

だいぶ遅れましたが、Azure DevOps sprint 201リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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今までREST API使ったら削除したはずの添付ファイルを履歴からとってこれたんですね😅。これはコンプラ上どうなんだというきはしますので、改善されて何よりです。パイプライン用の拡張機能で拡張するためのエンドポイントが増えたのはいいことです。活用する拡張機能できるといいですね。

Azure DevOps ServerからServiceへ移行するとき、オンプレミスのサーバー版には存在したパイプラインごとの保持ポリシーが無効になります。このミスマッチが移行時の問題になることが多かったので、改善するそうです。とはいえ、日本語照合順序の移行を早くですね。

今までREST APIでパイプラインの結果を取得するとき自分自身のレポジトリしかとってこれなかったのですが、すべてのレポジトリが対象になるようです。そういうビューを作っている人向けには処理が簡単になりそうですね。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2022/2/28の更新

Azure DevOps Sprint 200到達です。おめでとうございます🎉。ということで、記念のリリースノートもそんなに長いわけでもなくいつも通り粛々と。オリジナルはこちらから読んでください。

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Azure DevOpsのWikiは割と昔からmermaidをサポートしていたのですが、フィードバックされるものの長い間バージョンアップされず、利用者は困っていました。GitHubでサポートされたことにともないかどうかわかりませんが、Azure DevOpsでもようやく8.13.9へ更新されました。

Azure PipelinesにはPowerShellのAzモジュールとAzureRMモジュールの両方が入っていますが、AzureRMはリタイアが予告されていて、モジュール入っているPCでは警告が出るはずです。

techcommunity.microsoft.com

Azure PipelinesのFile CopyタスクでもAzureRMからAzモジュールへ移行したことでメジャーをあげたそうです。使っている人は忘れずに(多分警告出ていると思いますが)パイプラインを変更しましょう。

Artifactsも少し前からPreviewで新しいUIが来ていたと思いますが、Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1に準拠しており、400%まで拡大しても大丈夫だそうです。こういうのはありがたいですねー。ほかのところでもやってほしい。Boardsのチケット作成のところとか拡大するとちょこちょこ見えないところがありまして…。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2022/2/11の更新

Azure DevOps Sprint 199リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回も簡単な内容でしたけど、とうとうSprint 199まできましたね。次が200ですけど、この分だと大きいものもなくひっそり終わりそうな気もしますが、どうなるんでしょう?

パスワード反映が早くなったことで一時的に401が出るので、再認証しないといけないとかエージェントが.NET 6へ移行するためにRHEL 6がサポートされなくなるとか細かい内容でしたが次回のSprint 200をちょっとだけ楽しみにしたいと思います。

ではまた三週間後。

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