Azure DevOps 2021/1/14の更新

2021年初のAzure DevOps Sprint 181リリースノートの翻訳を行いました。リリースノートのオリジナルはこちらからご覧ください。

docs.microsoft.com

今回はDelivery Plans 2.0プレビューの機能強化と、Azure Pipelinesのエージェント新機能ですね。Delivery Plansは確か去年正式版になるとか言っていたような…もう少しかかるんですかね。

Azure Pipelinesの新機能、今までCI時に手動介入するにはAgentlessジョブのManual Intervention taskを使っていました。Manual Intervention taskはClassic Pipeline用です。今回のManual VaridationタスクはYAML Pipeline用です。これでまたClassicとの機能差が一つなくなった感じですね。

usesはいままでスクリプトでgit cloneしていた時やmatrixビルドしていた時に起きていた問題を解決するためのものだそうです。Microsoft Hostedエージェントを使っているだけならmatrixビルドであっても多分問題は起きなかったのかもしれませんが、困っていた人は使ってみてください。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/12/03の更新

Azure DevOps Sprint 179リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Reposのこまごまとした改善が多いですね。PRの比較対象ブランチがかわることとか、親へのリンクが付いたこととか、モバイルビュー(やる気があったんだ…)の改善とか、長いファイル名やフォルダー名が見やすくなったとかいいですね。

大半の人は使ってないかもしれませんが、ServiceNowとの連携改善もうれしいケースは少ないながらもあると思います。Pipelinesの履歴もエージェント数の購入の参考になりそうです。

たぶん次はスキップして、6週間後になるのかなと思います。

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Azure DevOps 2020/11/12の更新

Azure DevOps Sprint 178リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回の目玉は拡張機能ではなく、コア機能の一部として取り込まれたDelivery Plans 2.0プレビューです。この拡張機能は本当にどのorganizationにも入れてほしくておすすめしているのですが、なかなか知られていませんでした。

コア機能になったことでもっと知られるようになると思います。2020年末までには2.0正式版として公開するそうですが、感謝祭が終わって、クリスマス休暇に入る前(大体12月中旬から仕事しなくなる)に終わらせられるんでしょうかね…アドベントカレンダーのいいネタになりそうですが。

qiita.com

地味に嬉しい強化として、Work Itemの一覧からRemovedステータスのものが消えてくれるようになるそうです。これ前から邪魔だったんですよね。ようやくと言う感じですがやらないよりはいいですね。

Classic エディターのView YAMLがExport YAMLに変わるそうです。今までは微妙に使えない(多少直さないといけなかった)やつだったのですが、完全にYAMLエディターで書くものと同じになるそうで、少なくともビルドに関しては移行しやすくなったんじゃないかなと思います。Release側も作らないといけないですね。

Test Plansの新しいページが一般提供開始です。今まではプレビューであることを示す*付きとふたつあったはずですが、なくなります。

ではまた三週間後。多分年内最後の更新になりそうな気がします。

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Azure DevOps 2020/10/21の更新

遅くなりましたが、Azure DevOps Sprint 177のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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Azure Boardsの隠されたルールの一つがなくなったそうです。具体的にはAglieプロセスにおいて、Bugカテゴリーの作業項目をResolvedにすると、Assignedフィールドの値がCreated by(つまりBugを作った人)の値に巻き戻っていたそうです。おそらくこれはBugを登録した人がResolved状態になったら最後に責任をもって確認して、Closedに移行するべき、という考えに基づいていたのではないかなと思います。

最初のころはこれでよかったのですが、現代では開発プロセスが成熟して、もうそういうおせっかいをしなくてもよくなったのではないか、ということのようですね。これはこれで便利なルールなので、Aglieプロセスで引き続き使いたい人は継承して、同じ動きをするルールを登録してください、ということのようです。

Pull RequestのUIがこまごまと変更されています。地味だけど不便だった点なのでありがたいですね。

Azure PipelinesのUbuntu-latest20.04に移行するそうです(GitHub Actionsも同じ)。18.04に依存している環境はlatestから明示的に18.04に書き直してください。

また、エージェントで実行されるタスクで使われるnode.jsのバージョンが6から14になる…はずでしたが、Red Hat Enterprise Linux 6はnode 14に非互換がある(というかまだサポートしていない?)そうなので、node 10に移行することになったそうです。おそらくこの辺の話ですかね。

access.redhat.com

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/10/1の更新

Azure DevOps Sprint176のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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今回いよいよ、organizationレベルでGitのデフォルトブランチ名を変更できるようになりました。GitHubも10/1から新規作成したレポジトリーはmainになってますね。MS管理の既存レポジトリーもわりとmainに変わっているようです。upstreamからfetchしようとして、「もう変わったんだ」とちょっとびっくりしました。

docsのデフォルトブランチのように、もともとmasterではなく、liveと言うブランチ名使っていたところもありますね。

PRのコメントのみの読み書き可能なPATのスコープは面白いですね。確かにBotに対してはコメントだけ読み書きできれば十分なこともあるので、便利に使えるケースもあるだろうと思います。token where compromisedと言う単語の訳語、deepl, Googleとも危殆化と言う訳語を提案してくれていましたが、日本語としてどうもイメージできなかったので、単純に「漏洩」みたいにしています。

日本語の会見でも「漏洩したとしても、直接使えるものではないから直ちに危険ではない」みたいなイメージでしょうか。

 

GitHubのレポジトリーに対するdraft PRのvalidationもGitHubのレポジトリ中心で生活している場合はとても便利そうです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/9/10の更新

Azure DevOps Sprint175の翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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Edgeが出てから早何年。まだかまだかと言われつつ、一向にリリースされなかったTest & Feedback拡張機能がChromiumベースになって、ようやくリリースされました。正直今更と言う気がしないでもないですが、出ないよりはマシなので、是非。Azure DevOpsを使っていなかったとしても、スクリーンキャプチャ撮るためでもそこそこ使えます。

Work Itemへ他プロジェクトのビルドが関連づけられるようになったのはいいですね。たとえばOrganizationで共通提供しているモジュールの依存関係を明示したい場合とか便利です、

ビルド時、緊急で優先度あげてデプロイしたいと言う場合はよくあると思います。Run this Job nextもそう言うとき役立ちそうです。

YAMLのresourcesブロックでexpression(${{ }})が使えるようになったのも嬉しいですね。あまりやりすぎるとどこ辿るのか分からなくなりそうですが、便利に使えそうです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/8/24の更新

Azure DevOps Sprint 174のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回もプレビュー機能多いですね。GitHubとAzure Boardsの連携上限解除がうれしいのはMS自身位だと思いますが…どうだろう?PRマージ時の作業項目状態変更のカスタマイズはワークフローとしてうれしい場合があると思います。例えば、実際にしばらくテレメトリー見て、問題がないことを確認してからdoneにしたい、という場合あたりが考えられるでしょう。

リリースでアクセストークンに機能制限がかけられるのはいいですね。意図的にやっているならまだしも、リリースで変なレポジトリへpushとかされると無限ループになりそうですし。

Mavenパッケージを更新するためのREST APIのドキュメント、今見てもどうも更新されていないような…そのうち更新されると思いますが、記事内の説明を見てください。

ではまた三週間後。

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