Azure DevOps 2020/5/11の更新

Azure Pipelinesのマルチステージ機能が正式版(GA)になったそうで、一週間スプリントで公開されましたので、リリースノートを翻訳しました。オリジナルはこちらから読んでください。いつもの通り、下訳にdeepl使ったあと、手直ししています。

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とうとうマルチステージCDがGAになりました。これからはYAMLのほうに投資が行われると思いますので、今から慣れましょう。私も四苦八苦しながら書いています。タスクそのものはタスクを追加するAssistantがあるので、GUI時代と変わらないんですけどね。長くなってきたらテンプレートにするとか、最初からデプロイとビルドは分けておきましょうとかいろいろあるとは思います。

ロールベースセキュリティが追加されたのとか、前々から(Ignite the tourでも)いってたサービス接続のプロジェクト間の共有とか、関連するパイプラインが見えるようになったとか、パイプラインをリソースとして定義すると特定のバージョンを(Gitのcherry-pickのように)使えるようになったとか、便利な機能が多いですね。

日本では全国で緊急事態宣言が解除されましたが、もう少しの間イベントはオンラインで、ということになりそうなので、6/6にでもマルチステージパイプラインについてまたイベントやろうかなと思っています。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/5/4の更新

Azure DevOps Sprint 168リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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レポジトリ設定のところ、Webプラットフォーム変更してフィルタリングかけられるようにしたんですね。あと、パイプラインで前のステージの出力結果を引き継いで使用できるようになったのは便利です。ただし、書かれているように、現在は連続したStageでなくてはならず、一つ飛ばすような場合、明示的に二つ以上前のStageに依存関係があると明記しないといけないので気を付けてください。

エージェントでPATを作るとき、今までは全部のレポジトリにアクセス権がある、としか設定できなかったのですが、これでは過剰な場合があります。そこで、PATのポリシーで特定のRepo以外にはアクセスできなくしたそうです。

ほとんどはHosted Agentでいいんだけど、どうしてもSelf-hostedじゃないといけないけど、全部が全部アクセスさせるのやだなぁ、というときに便利です。今後この設定がデフォルト有効になるそうです。

マルチステージパイプラインがようやく正式版になりました。従来のGUIのパイプラインはClassicと呼称されることになります。MSの常でClassicになったものは扱いが悪くなるので、今から慣れるようにしましょう。英語ですが、MS Learnのコンテンツもあります。

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ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/4/13の更新

Azure DevOps Sprint 167のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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コロナウィルスの影響で4/7まで機能開発を停止していたとのことなので、いつもよりも一週間リリースが延びましたね。久しぶりにそこそこ量がある機能追加になりました。

GitHubのissueをAzure Boardsに転記するActionをリリースしたそうです。これは便利というかなんというか…今までもMSの中でTFVCがメインで、issue管理は内部が正みたいな環境だった時代、GitHubであげられたissueは適宜botが転記していたはずですが、Action使って同じようなことができるという感じですね。Googleも一部はGitHubは交流用で、内部では別管理してるとかそういう運用してるはず。

Pull Requestのレビューを山盛りしないといけないような人にはフィルタリングは便利だと思います。

今まで承認はClassic Editor(GUIでできるやつ)ではサポートしていたのですが、Multi-stageパイプラインではできませんでした。ようやくサポートするようになったということですね。それに伴いMulti-Stageパイプラインをpreview featureで無効化できなくなっています。これでいよいよ正式版ということなのでしょう。

Artifactsはお金に絡むところなので監査ログも便利ですね。

ではまた三週間後。

[Translate to Japanese to Azure DevOps release note ...](https://gist.github.com/kkamegawa/bfecf2dd3988cc6b2ad9753583e8fbf7)

 

Azure DevOps 2020/3/16の更新

Azure DevOps Sprint 166(と書かれなくなったな…)のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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なんかものすごい小幅な更新ですね…複数organizationの課金が一つのサブスクリプションにまとめられる機能、まだリリースされてなかったんですね…Ignite The Tourでちょっと早まったことを言ってしまった気がする(ごめんなさい)。

今回から下訳に話題のdeeplを使ってみました。Google翻訳やみらい翻訳よりもさらに洗練された文書になってびっくりです。ほとんど手を入れる必要がなくて楽ですね。これからこれ使っていこうかな。

ではまた三週間(?)後。

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Azure DevOps 2020/2/17の更新

Azure DevOps Sprint 165リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらからご覧ください。

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今回も小幅な更新で、三週間ごとのスプリント出るんだろうかとヤキモキしていたんですが、なんとか出たようです。

最大の更新は結構期待されていたYAMLパイプラインを実行せずにパースできるプレビューモードが実装されました。現在はREST叩かないといけないようですが、エディターでもサポートされるようになるとのことです。これは助かりますね。

ホストプール単位でエージェントの更新をしたくないという要件はごく一部ですがあると嬉しいのかと思います。書かれているように、基本的にはこれ無効にしないことをおすすめします。ちょいちょいバグ直ってますし。

ではまた三週間後(に公開されるといいなぁ)。

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Azure DevOps 2020/1/28の更新

Azure DevOps Sprint 164リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回も前回に引き続き小幅ですね。システム変数が読み取り専用になったのは大変いいことだと思います。逆に特定のシステム変数を上書きしたいケースもごくまれにあるので、ちょっと辛いけどほかの値にコピーして対処するしかないって感じですかね。

緊急のhotfixを手動展開した後、スケジュールでartifactsを指定している展開がロールバックされてしまうという問題があったのですが、それがなくなるのはいいことです。"Deploy latest and cancel others"を指定しないと有効にならないそうなので、気を付けてください。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2020/1/13の更新

Azure DevOps Sprint 163リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回はSprint 162の積み残しだったのか知らないですが、思ったよりも小幅な修正ですね。Slack/Teamsへの通知がスレッド単位でまとめられるようになったのはとても助かります。あと、通知購読の一括追加ができるなら、一括削除もほしいですよね。

Pipelinesのデコレーターは自分でもまだよくわかってないので、これはまとめてみようかなと思っています。

Organization内の別レポジトリをサービス接続経由で参照できるようになったのもうれしいですね。同一プロジェクトであればsubmoduleでいいし、別チームプロジェクトでもみえないことはないけど、いちいちみんなプロジェクトに権限を追加するのもよろしくない。ということでサービス接続でできると、共通化されたレポジトリの参照時に大変便利です。

監査イベントにビルドとリリースが追加されました。コンプライアンスの一環だろうとは思います。勝手にエージェントの追加やサービス接続、Variable Group追加されたり、意図しないリリース走ると困りますしね。

ではまた三週間後。

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