Azure DevOps 2019/12/2の更新

Azure DevOps Sprint 161の翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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Sprint 161で今年終わりだと思っていたのに、間隔短くしてSprint 162までリリースされたので、冬休みの宿題みたいになってしまいました…何とか今年中に終わらせます。

この中で特に気に入っているのは複数のレポジトリからチェックアウトできるようになった機能ですね。例えばHugoとかの静的サイトジェネレーターではテーマと本体が別のレポジトリということも珍しくありません。

こんな場合Submodule使っていたんですが、Azure DevOps側で簡単に対応できるのは便利です。

Python 2.7でUCS-4のサポートとはちょっと意外でした。もう来年早々にサポート終わるのに…。

Slackおよび、TeamsアプリでプロジェクトにあるRepos / ビルド定義を丸ごと追加できるようになったのもいいですね。今まで一つずつ追加で困っていたので助かります。

ではまた近日中に。

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Azure DevOps 2019/11/4の更新

微妙にまとまった時間が取れず、ものすごく開いてしまいました。来週にはたぶんSprint 161がリリースされようというくらいですが、Sprint 160リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回もPipelinesの機能が多いですね。YAMLベースの承認、ACRサポートの強化、cron形式で実行スケジュールを設定した場合、何時動くのかプレビューできるようになった(これマジ助かる)、サービス接続のセキュリティをプロジェクトレベルに限定、などなど。

Wikiのプレビューと編集画面の同時スクロールオンオフ切り替えもうれしいところ。

USはもう感謝祭→年末モードになってしまうので、もしかしたらSprint 161が出たら今年は終わりかもしれないですね。去年も12月に一度出しているので、今年はスケジュールの都合上Sprint 162まであるかもしれませんが。ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/10/14の更新

Azure DevOps Sprint 159リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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BoardsとRepos用のTeamsアプリいいですね。TeamsでもSlackでも同じようにアプリで提供されるといろいろ助かります。

CSVファイルから作業項目をインポートできるのはExcelに依存しなくなるので、便利ですね。JSONにするのかとおもっていましたが…。Excelは.NET client libraryに依存しているので、Windows以外では使えなかったのですが、macOSやLinuxでも使えるようになるので、今後はこちらでしょうか。スキーマレスなので、ちょっと厳しいかなと思いますが。

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レビュー済みのファイルにマークが入れられる機能も多くのファイルがPRに含まれるときは便利そうです。これは個人単位のマークなので、全体には影響しないので、あくまでもレビュワー単位の機能になります。

ARMテンプレートで異なるリージョンやリソースグループへの展開できるようになったのもいいですね。といってもARMテンプレート結構きついですが…。

複数Wikiを束ねて検索できるのも便利です。セキュリティの都合でOrganizationを分割していることもあると思いますが、Wikiは共通で参照させたいといことはありますので、そういう時は便利そうです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/9/23の更新

Azure DevOps Sprint 158のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

Sprint 158のロールアウトは結構早く行われていたようで、2-3週間と書かれていますが、もうすでに全部のorganizationに展開されているはずです。

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課金周りがまたまた変更になってますね。デフォルトアクセスレベルの設定で、意図せずお金がかかるという現象が回避できるようになります。

今まで使いにくいといわれていた、権限の話ですが、ユーザー単位でPJへの権限が見えるようになりました。もうちょっとがんばれ。

作業項目のフィールドをユーザーによって隠せるってのは面白いですね。確かにstakeholderには見なくていいものとか多いはずです。

emailのブロックポリシーもいい感じです。普段のアカウントとは違うアカウントでpushしないといけない場合とか、意図しないコミットログが防げるようになります。報告元のチケットはまだオープンになっているので、もっとこんなのがほしい場合、コメントに書けばいいようです。

Multi-stageビルドでリトライ、承認の改善もいいですね。YAMLベースの改善がすごいスピードで進んでいますが、やっぱりやらないといけない感じですね。

WikiのURLが読みやすくなったのも助かります。

ではまた三週間後。

 

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Azure DevOps 2019/9/3の更新

また間が開いてしまいましたが、Sprint 157リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回は親子関係のあるアイテムの追跡、ファイルブロックポリシーのサポートはexeをコミットするなっつっても入れる人防止できるので、便利です。

GitHubでは昔からあり、結構希望されていた、fixedと入れるとwork itemクローズしてくれる機能のサポートはいいですね。もちろん現在英語のfixのみのようです。

VS CodeからPipelinesのYAMLファイルを作成できるようになったので、リポジトリクローンして作成できるのはいいですね。

App Servicesでプレビュースワップのサポート(スロットがそのプレビューだった気がするんですが…)あたりが多くの人が使える便利機能でしょうか。

Ruby 2.3系のEOLにともない、Microsoft Hosted エージェントからRuby 2.3が削除されたそうです。使っている人は気を付けてください。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/8/12の更新

今回は時間があったので、割と早く翻訳が終わりました。というわけで、Sprint 156のリリースノートの翻訳です。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回は主に、Azure Boardsの機能強化が多かったですね。投票でコメントディスカッションにリアクションつけられるようになったのはGitHub的でうれしい人も多いんじゃないかなと思います。人によってはもうロールアウトされているようです。

グループメンバー向けにWork Itemのフィールドの一部を読み取り専用にするとか、必須にするとかはエンタープライズ向けにとても便利だと思います。運用は結構大変かと思いますが…。

同一Azure AD内にあるOrganizationのartifactsをupstreamソースとして設定できるのもうれしいですね。どこかの部門が部品やセキュリティチェック通ったパッケージのみ集中管理できるようになるので、効率的になりそうです。

DockerイメージをいちいちACRにプッシュしなくても、そのままAKSへデプロイできるようになるのは特定のブランチでのビルドはACRにプッシュしたくないという、テスト用に便利そうです。

イントラネットで自前のビルドエージェントを運用していて、outboundのアクセス制限をかけている組織はpublish test resultsタスクでエラーが出ることがあるそうです。https://*.vstmrblob.vsassets.io への通信を許可するようにしてください。Azure DevOpsが提供するMicrosoft-hostedエージェントに関しては必要ありません。

長い間全く手が入らなかったAzure TestsもようやくUIの刷新から手を付けるようになったようです。楽しみですね。

リリースノートとは関係ないですが、プレビュー版のEdgeを使った場合、Azure DevOpsのサイトをアプリとしてインストールできるようになります。メニューの…から「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」を選んでみてください。Azure DevOps Server 2019でもできるはずです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/7/22の更新

ちょっといろいろあって、翻訳滞っているうちに、Sprint 156がリリースされましたが、Sprint 155のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回もいろいろ強化が行われていますが、Sprint 155リリースの後、4つほどの新機能がしれっとリリースノートに滑り込まれています。原文のFeaturesの一覧には載っていませんが、翻訳の方には付けています。

具体的にはこの辺です。

  • Pipelineの変数グループと変数を管理するコマンドのサポート
  • Pipelineのキャッシュ(パブリックプレビュー)
  • PRブランチ用のパイプラインを実行する
  • 最初のパイプライン実行をスキップする
  • サービスエンドポイントコマンドの強化

あと、リリースノートが最初に公開されたとき、Google Analytics拡張機能はデッドリンクだったので一度リンク削除されていましたが、正式公開されたので、訳文ではリンクをつけています。

Pipelineのキャッシュはすでにブログで公開されていたので、ご存じかと思いますが、「最初のパイプラインをスキップする」のは非常に欲しい機能だったので(これいつも鶏と卵の関係でイライラしてた)、非常に助かります。

あと、ブランチを新規作成した時にCIが実行されてしまうというのもいつもイライラしていたので、これまた非常に助かります。ただし、GitLab Flowのような「新しくブランチを作ることにより、CIをトリガーする」挙動に依存しているフローでは困ることも分かっています。これはたぶん設定か何かで改善されるのでしょう。

今まで乱立していたHosted poolでどれが並列度を消費しているのかわかりづらかったので、今はAzure Pipelinesという仮想的なhosted poolにまとめられることになりました。従来の設定はリダイレクトされるので、特に変更する必要はありません。これは大規模環境で便利だろうと思います。

GitHubアカウントを持っている人はGitHubアカウントでコラボレーターとして招待できるようになったのもいいですね。

あと、Azure DevOpsには間接的に関係ありますが、GitHub ActionでのCI/CDがサポートされました。こちらのバックエンドはAzure Pipelinesだそうです。エージェントのみforkしているようですね。

次のSprint 156のリリースノートの翻訳はなるべく早く出します…。

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