Azure DevOps 2019/9/23の更新

Azure DevOps Sprint 158のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

Sprint 158のロールアウトは結構早く行われていたようで、2-3週間と書かれていますが、もうすでに全部のorganizationに展開されているはずです。

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課金周りがまたまた変更になってますね。デフォルトアクセスレベルの設定で、意図せずお金がかかるという現象が回避できるようになります。

今まで使いにくいといわれていた、権限の話ですが、ユーザー単位でPJへの権限が見えるようになりました。もうちょっとがんばれ。

作業項目のフィールドをユーザーによって隠せるってのは面白いですね。確かにstakeholderには見なくていいものとか多いはずです。

emailのブロックポリシーもいい感じです。普段のアカウントとは違うアカウントでpushしないといけない場合とか、意図しないコミットログが防げるようになります。報告元のチケットはまだオープンになっているので、もっとこんなのがほしい場合、コメントに書けばいいようです。

Multi-stageビルドでリトライ、承認の改善もいいですね。YAMLベースの改善がすごいスピードで進んでいますが、やっぱりやらないといけない感じですね。

WikiのURLが読みやすくなったのも助かります。

ではまた三週間後。

 

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Azure DevOps 2019/9/3の更新

また間が開いてしまいましたが、Sprint 157リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回は親子関係のあるアイテムの追跡、ファイルブロックポリシーのサポートはexeをコミットするなっつっても入れる人防止できるので、便利です。

GitHubでは昔からあり、結構希望されていた、fixedと入れるとwork itemクローズしてくれる機能のサポートはいいですね。もちろん現在英語のfixのみのようです。

VS CodeからPipelinesのYAMLファイルを作成できるようになったので、リポジトリクローンして作成できるのはいいですね。

App Servicesでプレビュースワップのサポート(スロットがそのプレビューだった気がするんですが…)あたりが多くの人が使える便利機能でしょうか。

Ruby 2.3系のEOLにともない、Microsoft Hosted エージェントからRuby 2.3が削除されたそうです。使っている人は気を付けてください。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/8/12の更新

今回は時間があったので、割と早く翻訳が終わりました。というわけで、Sprint 156のリリースノートの翻訳です。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回は主に、Azure Boardsの機能強化が多かったですね。投票でコメントディスカッションにリアクションつけられるようになったのはGitHub的でうれしい人も多いんじゃないかなと思います。人によってはもうロールアウトされているようです。

グループメンバー向けにWork Itemのフィールドの一部を読み取り専用にするとか、必須にするとかはエンタープライズ向けにとても便利だと思います。運用は結構大変かと思いますが…。

同一Azure AD内にあるOrganizationのartifactsをupstreamソースとして設定できるのもうれしいですね。どこかの部門が部品やセキュリティチェック通ったパッケージのみ集中管理できるようになるので、効率的になりそうです。

DockerイメージをいちいちACRにプッシュしなくても、そのままAKSへデプロイできるようになるのは特定のブランチでのビルドはACRにプッシュしたくないという、テスト用に便利そうです。

イントラネットで自前のビルドエージェントを運用していて、outboundのアクセス制限をかけている組織はpublish test resultsタスクでエラーが出ることがあるそうです。https://*.vstmrblob.vsassets.io への通信を許可するようにしてください。Azure DevOpsが提供するMicrosoft-hostedエージェントに関しては必要ありません。

長い間全く手が入らなかったAzure TestsもようやくUIの刷新から手を付けるようになったようです。楽しみですね。

リリースノートとは関係ないですが、プレビュー版のEdgeを使った場合、Azure DevOpsのサイトをアプリとしてインストールできるようになります。メニューの…から「アプリ」→「このサイトをアプリとしてインストール」を選んでみてください。Azure DevOps Server 2019でもできるはずです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2019/7/22の更新

ちょっといろいろあって、翻訳滞っているうちに、Sprint 156がリリースされましたが、Sprint 155のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回もいろいろ強化が行われていますが、Sprint 155リリースの後、4つほどの新機能がしれっとリリースノートに滑り込まれています。原文のFeaturesの一覧には載っていませんが、翻訳の方には付けています。

具体的にはこの辺です。

  • Pipelineの変数グループと変数を管理するコマンドのサポート
  • Pipelineのキャッシュ(パブリックプレビュー)
  • PRブランチ用のパイプラインを実行する
  • 最初のパイプライン実行をスキップする
  • サービスエンドポイントコマンドの強化

あと、リリースノートが最初に公開されたとき、Google Analytics拡張機能はデッドリンクだったので一度リンク削除されていましたが、正式公開されたので、訳文ではリンクをつけています。

Pipelineのキャッシュはすでにブログで公開されていたので、ご存じかと思いますが、「最初のパイプラインをスキップする」のは非常に欲しい機能だったので(これいつも鶏と卵の関係でイライラしてた)、非常に助かります。

あと、ブランチを新規作成した時にCIが実行されてしまうというのもいつもイライラしていたので、これまた非常に助かります。ただし、GitLab Flowのような「新しくブランチを作ることにより、CIをトリガーする」挙動に依存しているフローでは困ることも分かっています。これはたぶん設定か何かで改善されるのでしょう。

今まで乱立していたHosted poolでどれが並列度を消費しているのかわかりづらかったので、今はAzure Pipelinesという仮想的なhosted poolにまとめられることになりました。従来の設定はリダイレクトされるので、特に変更する必要はありません。これは大規模環境で便利だろうと思います。

GitHubアカウントを持っている人はGitHubアカウントでコラボレーターとして招待できるようになったのもいいですね。

あと、Azure DevOpsには間接的に関係ありますが、GitHub ActionでのCI/CDがサポートされました。こちらのバックエンドはAzure Pipelinesだそうです。エージェントのみforkしているようですね。

次のSprint 156のリリースノートの翻訳はなるべく早く出します…。

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Azure DevOps 2019/7/1の更新

Azure DevOps Sprint 154のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回はいろいろ強化点が多いですね。UIの変更も多いようです。Test Planプレビューはリリースされているようなことを書いていますが、私のOrganizationにはまだ来ていないようです。ゆっくり待ってみます。

Work Itemのlive updateはいいですね。多人数のプロジェクトではとても役立つと思います。

インスタントサーチも便利です。今までいちいち検索していたのは大変でした。

プロジェクトのプロセス変更も長い間待っていたので、大変うれしい。とりあえず個人プロジェクトは全部Basicにしようかなぁと思っています。

今までわかりづらかったHosted poolの管理が仮想的なプール一つにまとめられてわかりやすくなるのもよさそうです。

今までFeature Flagを管理するサービスは LaunchDarklyが有名でしたがOptimizelyもサポートするそうです。

そのほかの機能強化も便利そうなものがたくさんです。ではまた三週間後。

 

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Azure DevOps 2019/6/10の更新

Azure DevOps Sprint 153リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回はスケジュールもcronの形式で書けるようになったのが大きいですね。UIでのビルドスケジュールは廃止の方向だそうなので、今から慣れておくといいと思います。

Windowsでやってきた人にはcronの書式ってつらいんですよね。順番が逆なので、しばしば間違えます。Unixのcronは次いつ動くのかも出てこないので…。ただ、ワンライナーで定期的に動くスケジュールを書けるというのは便利だと思います。

作業項目のテキストファイルのオンデマンドプレビューや、添付ファイルを含めたコピーは助かります。

前回のSprint 152でhosted pipelineのイメージ更新しなかったんですね。Pythonのバグによりバージョンダウンさせたと書いているけど、何が問題だったんだろう。

ではまた三週間後。

 

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Azure DevOps 2019/5/20の更新

Azure DevOps Sprint 152のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回も少し小幅ですが、コマンドラインツール関係の機能強化が多いですね。強化されるのはいいことですが、更新するのがちょっとめんどい(自動化すればいいんですが)ので、Azure PortalのようにAzure DevOpsにもクラウドシェルがほしいところです。Azure Portal内でいいじゃんとかいわれそうですけど。

テスト関係にも手が入り始めました。Visual Studio 2019 Previewではテストエクスプローラーに手が入りましたが、Azure DevOpsも強化されていくんでしょうか。

Wikiでテーブル書きやすくなるのいいですね。慣れればどうってことないmarkdownのテーブル記法ですが、ExcelのUIのようにGUIで作成および、整形できるのは便利です。特に大きい表は。

ではまた三週間後。

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