Azure DevOps 2019/2/4の更新

Azure DevOps Sprint 147のリリースノートを翻訳しました。オリジナルはこちらをご覧ください。

docs.microsoft.com

PipelineのYAMLを既存のフォルダやブランチから選べるようになったとか、パッケージ関連のコマンドでようやくProxyをサポートしたとか助かりますね。

GitHubのPull Requestでのコメントでのビルド開始も面白いですね。Slackなどで連携させるといいんでしょうか。

Linux/macOSビルドエージェントでようやく長いパスをサポートするようになりました。多分困っていた人多いと思うので、よかったです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2018/1/14の更新

Azure DevOps Sprint 146リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

https://docs.microsoft.com/en-us/azure/devops/release-notes/2019/sprint-146-update

Sprint 145がクリスマス休暇にかかったので、いつも通りスキップされて、結構多い機能強化になっています。Pipelinesの機能強化多いですね。GitHubをはじめとする外部連携が多くなって、権限周りの矛盾や使いにくさをどんどん改良している感じです。

Azure SQLタスクでAzure AD認証使えるようになったのはいいですね。あとはSQL Databaseへの接続をもうちょっと制限できるようになればいいなぁ。今はAzureサービス全公開しないとAzure DevOpsからつなげないはずなので。

Microsoft Hosted AgentでAzul SystemのOpenJDKが提供されるようになりました。これは助かりますね。

WikiにWork Itemのクエリが貼り付けられるのも地味に便利です。Exportのときはおそらく固定になるのでしょうけど、リリースノートを作成するときとか便利そう。

ではまた三週間後。

 

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TFSUGのSlack公開

dev.azure.com

本日のAzure DevOps Tokyo, Japan 2nd ImpactのLTで公開したTFSUGのSlackへの参加方法と、会則を公開します。

行動規範はJXUGのものを参考にさせていただきました。ありがとうございます。

Slackへの参加は承認制なので、リクエストを出してから2日程度かかることがありますが、気長にお待ちください。

手作業なので、もしも忘れているようでしたらTwitter等で @kkamegawa もしくは@changeworldsあてに突っ込んでいただければ対応します。

よろしくお願いいたします。

 

Azure DevOps 2018/12/4の更新

Azure DevOps Sprint 144リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

 

docs.microsoft.com

 

今回の目玉はAzure Boards as a Serviceですかね。ということでAzure Boardsを単独で使えるようになりました(もしくは既存のアカウントから独自に切り出して公開)。GitHub issueのほうが手軽にできて楽だという人は別に無理に使う必要はないんですが、issueになれていない人(といってもGitHub中心でやってた人はそうでもないと思うけど)、とか、個別の登録済みクエリでさくっと見たいとかいう人はまぁいいんじゃないかなと思います。

ほかにもGitHubとの連携がずいぶん増えました。GitHubリリースへのタスク(marketplaceには前からありました)とか、VS CodeやWebでのYAML支援(これは正直めっちゃうれしい)、あとはAzure DevOpsのサービス正常性ポータルが独立しました。

Regionとはいっても、USでは少なくともNorthとSouthの二つあるはずなのですが、まとめてUS Regionとなっているようです。

PythonのパッケージもArtifactsに入りました。使っている人にはうれしいかなと思います。

ではまた三週間後…といっても、USはクリスマス休暇に入るはずなので、おそらくSprint 145をスキップして、146とまとめて来年の更新になるんじゃないかなと思います。

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Azure DevOps 2018/11/12の更新

Azure DevOps Sprint 143のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

今回の強化点はpull requestの下書き機能は便利そうです。GitHubではタイトルにWIPとつけているPull Requestのマージを抑止するという機能がありますが、それに近い感じで運用できますね。

新しい作業項目エディターも最近使っていますが、前よりはもちろんいいです。でも、markdownサポートも待ち遠しい。markdownはQ4の機能強化リストに入っているそうなので、そのうち、ですかね。GitHubのroosterjsを見ればわかるでしょう。

パブリックプロジェクト公開以降、ちょこちょこ権限周りに手が入っています。Contributerにビルド定義が作れなかったのは、Azure DevOpsプロジェクトやWeb AppsでCI/CDをAzure DevOpsに作るときに誰もが一度ははまっていたと思います。ようやく解決することになって助かりますね。もちろん従来通りビルド定義を作らせないのも可能です。パブリックプロジェクト以外、ビルド定義は費用に直結する話なので、気を付けて運用してください。

Deployment Groupで失敗時のリカバリーを自動的にやってくれる機能や、失敗したとき再デプロイもうれしいです。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2018/10/22の更新

Azure DevOps Sprint 142リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。 

docs.microsoft.com

今回もいろいろ使いやすくなる新機能があります。作業項目の添付ファイルが容易になる、世の中の流れに乗ったダークテーマのサポート、カスタムビルドコンテナーのサポート、App ServicesのRun from Zipの標準サポート、Pipeline Artifactsのパブリックプレビュー、複数のAzure DevOpsをまたいだ作業項目の依存関係整理、コミットの関連付けの強化、どれも非常に便利ですね。

Azure DevOpsアドベントカレンダーも用意しましたが、今年は参加してくれる人いるかなーと思ったけど、参加者0なので、できれば参加者が増えるといいなぁ…。

ではまた三週間後。

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Azure DevOps 2018/10/1の更新

すいません、こちらで記事書くのを忘れていました。順番が前後しますが、Azure DevOps Sprint 141のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

docs.microsoft.com

Azure PipelinesがAzure Policyと統合されたのはエンタープライズ向けには便利な機能だと思います。VMのデプロイもめんどくさいことが多いんですが、これも便利になったのはうれしい。

あとはPipelinesへのビルドキュー投入が早くなったのはいいですね。確かにビルドキューへの待ちが無駄に数分かかるということがほぼなくなったように思います。

Gitのクロスプラットフォームでのファイル名の非互換をブロックできる機能も便利です。ちょっと前、Gitの脆弱性でsubmoduleで : (コロン)がつかえてしまったために、意図しないhttpリダイレクトしてしまうというものがありました。Windows(NTFS)ではコロンは特別な意味を持つので、この脆弱性の影響は受けなかったのですが、こういうファイルがあるとWindowsではcloneできません。事前に抑止できるのはいいことです。

Remediating the October 2018 Git Security Vulnerability – Microsoft DevOps Blog

 

個人的に最大限に便利だと思っているのはMSアカウントのAzure DevOpsにAzure Active Directory(AAD)のユーザーが招待できることになった点です。今までMSアカウントのVisual Studioサブスクリプション特典で作ったAzure DevOpsにAADのユーザーを連れてこれませんでした。しかし、現在のポリシーではAADに使ってしまった会社のメールアドレスでMSアカウントが取れないので、悩ましいところでした。

Azure DevOpsをAADベースで動かすようにする変更もできることはできるのですが、大変難しく、失敗するとサポートのお世話にならざるを得ません。AADベースで動かすとO365(Teams)との連携も容易なので、便利ではあるのですが、そこまでしたくないという人には大変便利です。

 

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