すいません、こちらで記事書くのを忘れていました。順番が前後しますが、Azure DevOps Sprint 141のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。
docs.microsoft.com
Azure PipelinesがAzure Policyと統合されたのはエンタープライズ向けには便利な機能だと思います。VMのデプロイもめんどくさいことが多いんですが、これも便利になったのはうれしい。
あとはPipelinesへのビルドキュー投入が早くなったのはいいですね。確かにビルドキューへの待ちが無駄に数分かかるということがほぼなくなったように思います。
Gitのクロスプラットフォームでのファイル名の非互換をブロックできる機能も便利です。ちょっと前、Gitの脆弱性でsubmoduleで : (コロン)がつかえてしまったために、意図しないhttpリダイレクトしてしまうというものがありました。Windows(NTFS)ではコロンは特別な意味を持つので、この脆弱性の影響は受けなかったのですが、こういうファイルがあるとWindowsではcloneできません。事前に抑止できるのはいいことです。
Remediating the October 2018 Git Security Vulnerability – Microsoft DevOps Blog
個人的に最大限に便利だと思っているのはMSアカウントのAzure DevOpsにAzure Active Directory(AAD)のユーザーが招待できることになった点です。今までMSアカウントのVisual Studioサブスクリプション特典で作ったAzure DevOpsにAADのユーザーを連れてこれませんでした。しかし、現在のポリシーではAADに使ってしまった会社のメールアドレスでMSアカウントが取れないので、悩ましいところでした。
Azure DevOpsをAADベースで動かすようにする変更もできることはできるのですが、大変難しく、失敗するとサポートのお世話にならざるを得ません。AADベースで動かすとO365(Teams)との連携も容易なので、便利ではあるのですが、そこまでしたくないという人には大変便利です。
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