Visual Studio Team Services 2018/7/10の更新

Visual Studio Team Services Sprint 137リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回の目玉としてパブリックプロジェクトが一般向けプレビューとなりました。パブリックプロジェクト使っている例として、VS CodeのCIがあります。どんなものかはこちらで見えます。

https://vscode.visualstudio.com/VSCode

VS Codeはご存知の通り、GitHubで開発しているので、単にCIのためにパブリックプロジェクトを使っているようですね。

そのほかは機能的には小粒に見えるものが多いですが、どれも非常に役立つ、重要なものだと思います。おかげで翻訳頭ひねりまくりでした…変なところがあると思いますので、気づいたら教えてください。

ではまた三週間後。

 

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Visual Studio Team Services 2018/6/19の更新

VSTS Sprint 136のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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あと個人的に非常にうれしいのが(ようやく)PAT有効期限切れの通知がメールで来ることになったことです。今まではどこかのカレンダーに入れるくらいしかなかったのですが。欲を言えばnotificationに入れて、Service Hookで通知受け取れるといいのになぁとは思います。

早い人はそろそろ新UIのプレビューが有効になっていると思いますので、ぜひ試してみてください。

ではまた三週間後。

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Visual Studio Team Services 2018/5/30の更新

Visual Studio Team Services 2018/5/30(Sprint 135)のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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GitHubの買収というビッグニュースがありましたが、GitHubはLinkedin同様に独立した運営がおこなわれるらしいので、少なくとも数年くらいはVSTS/TFSがどうにかなるということはないんじゃないかなぁと個人的に予想しています。

ただ、Azureへの統合がやりやすくなるとか、ReleaseがAWS S3だったのがAzure Blobになる、くらいはあるかもしれません。

今回の大きな機能としてはリリースビューがグラフィカルになって、どの環境でどんな展開が行われているか一目で見やすくなったという点ですね。プレビュー機能なので、自分のアイコンからEnable Preview Featureで変更してためしてみてください。ReleaseからいつでもOld viewをクリックすれば戻れるので、負担もそんなにないかもしれません。

プライベートエージェントの並列条件が緩和されたので、プライベートエージェントを運用している人は気を付けてください。Account Setting → Build and Release → Resource limitsで確認できます。

ではまた三週間後。

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Visual Studio Team Services 2018/5/7の更新

Visual Studio Team Services のSprint 134リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

 

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今回の目玉としてはDevOpsプロジェクトの強化でAKS(Azure Kubernetes Services)、SQL Databaseを簡単に追加、Helmのサポート、刷新されたTestハブといったあたりでしょうか。

もちろんPython, Ruby, JDK 10のサポートもうれしい機能の1つですね。Hosted Agentにキャッシュされるとのことなので、毎回ダウンロードする必要もないようです。

ではまた三週間後。

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Team Foundation Server 2018 update2リリース

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Visual Studio同様、短いスパンでリリースされるTeam Foundation Server(TFS)ですが、TFS 2018 Update2が正式公開されました。TFSの場合は公式からリリースノートの翻訳が行われるので、詳細なものはやりませんが、目玉機能や重要なポイントだけ紹介します。

VSTSのSprint 131くらいまでの機能が大体入っている感じになります(入っていないものもあります)。

重要な点 - XAMLビルド

TFS 2018 RTW/update 1ではXAMLビルド(昔のCIツール)にアクセスできなくなっていましたが、それでは困るというフィードバックが多かったので、暫定的にアクセスできるようになりました。

XAMLビルドを使っていた方はUpdate 2にしていただければ継続してアクセスできますが、廃止されることには変わりないので、レガシーなVisual Studioを使わなければならないという事情がない限り移行を検討してください。

アップグレードパス

先頭にTFS 2018 Update2へのアップグレードパスが例示されています。直接アップグレードできるのはTFS 2012(Updateはなんでもいい)以降です。TFS 2010はTFS 2013 Update 5へのアップグレードを経由してください。

TFS 2008の方はTFS 2012 Update 4のアップグレードを経由してください。特にTFS 2008はサポートが終了するはずなので、移行の必要があります。TFS 2010や2008はOSやSQL Serverのアップグレードも必要になるので、十分計画的に実施してください。

テストタスクの廃止

従来のWinRMベースのDeploy Test Agent, Run Testsビルドタスクは非推奨になりました。Visual Studio Testタスクへの移行を検討してください。

Team Foundation Server 2018 Update 2 Release Notes | Microsoft Docs

SSHで古い暗号化アルゴリズムの廃止と新アルゴリズムの追加

AES 128/192/256が廃止されて、AES128 CTR/AES256 CTRが追加されました。AES 128/192/256を使っている人は気を付けてください。

マルチフェーズビルド

C/C++だとよくあるのですが、ビルドしてライブラリ用にパッケージングを別のフェーズでやりたいという要件はよくあります。そんな場合のためにマルチフェーズビルドがサポートされました。

Phase 1でバイナリを作成し、Phase 2でパッケージングということができるようになりました。それぞれのフェーズでビルドキューを指定できるので、ビルドとパッケージングを別のプラットフォームで実施することも可能です。

Appleプロビジョニングプロファイルのインストール

モバイルアプリ用のサポートも強化されました。Appleのプロビジョニングプロファイルがビルドタスクでサポートされています。

リリースゲート

リリースの判定を実サイトでの性能検証後行うリリースゲートが追加されました。ステージング環境で一定期間例外が起きていなければ次のステージへリリースするということが自動化されます。

Javaのサポート

Javaビルド時に特定のJDKをインストールしてビルドできるようになります。

Jenkinsサポートの強化

Jenkinsからの成果物のダウンロードが強化されています。

Docker Hub/Azure Container Registryからのダウンロード

成果物のソースとしてDocker HubやAzure Container Registryが指定できるようになりました。

環境単位でVariableグループを指定可能に

接続文字列などの機微情報をリリース環境ごとに分離したいという話はよくあります。今回の強化で特定の値を特定の環境にのみ適用できるようになりました。

これでリリースタスクの環境変数をリリースフェーズごとに名前を変える必要がなくなります。

Gulp, Yarn, npm等の認証付きupstreamパッケージソースのサポート

組織内などで認証付きのupstreamパッケージソースが使えるようになりました。

Wikiの強化

Firefoxはまだサポートされていませんが、Wikiの印刷ができるようになりました。

サイドバイサイドでプレビューができるようになりました。

 

 

 

Visual Studio Team Services 2018/4/16の更新

Visual Studio Team Services Sprint 133リリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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前回スプリントが四週間だったからか今回は二週間でリリースされましたね。

今回の目玉としてはAzure Database for MySQLへの継続的デプロイ、Ruby on Railsのサポート、Azure DevOpsプロジェクトでのGolang, Rubyのサポート、NuGetのアップストリームを過去のフィードにも適用可能になるといったあたりでしょうか。

細かいですけど、特殊文字を含む検索の改善もうれしいですね。

ではまた三週間後。

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Visual Studio Team Service 2018/4/3の更新

Visual Studio Team Services Sprint 132(4/3)のリリースノートの翻訳を行いました。オリジナルはこちらから読んでください。

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今回は予定の三週間より少し延びたようですが、Golangツールインストールのサポート、GitレポジトリにあるMarkdownをWikiへ転載、リリースゲートにタスク拡張機能を指定できるようになった、といったところが目玉でしょうか。

特にWikiは今MSのドキュメント(docs.microsoft.com)でやっているような、github.ioのような感じですかね。Wikiをリモートレポジトリすることで、コミット時に自動的に反映、ブランチによってバージョンを変更するといった機能もうれしいところです。

pull requestのdescriptionにコミットメッセージから拾えるようになるのも細かい改良ですけど、いいですね。

ではまた三週間後。

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